無職になったのが去年の12月末なので結局半年ほどの無職の時間が経っていました。
光陰矢の如しというのは本当で過ぎてみればあっという間の半年間でした。
無職になりたては失業保険もあるし(ハナホジー)って感じでしたが、4月になってからはいよいよ実感が湧いてきて内心かなり焦っていました。
焦った結果なんとか就職が決まったので報告したいと思います。
ハローワークに駆け込む

前回の記事から同じようにエージェントを通して色々求人紹介してもらったり、自分で探したりしていた私は応募しては書類選考落ち、応募しては書類選考落ち、を繰り返していました。
さすがに失業保険が振り込まれ始めてから焦りが出てきた私は、ハローワークの求人も見るようになりました。これまでハローワークの求人を見てこなかった理由はハローワーク経由で応募するのなるとハローワークの紹介状が必要となり、いちいちハローワークに行かないければならず、更には応募は郵送になるからです。要はめんどくさかったんですね!
いよいよそんなことも言ってられない私はハローワークの求人を見始めました。ハローワークの求人は登録させすればネットで見られるので、家で探していました。あまり条件を絞っていなかったのか、ハローワークの求人数はかなり多く結構見ていくのは大変でした。
私はこれまでの分野ではもう受からないと感じ始めていたので、違う分野でかつ自分ができそうなことと見定めて探していました。
最低条件はフルタイムで手取りは20万以上、年間休日120日以上で各種社会保険完備でした。あわよくば残業少なめ。
ハローワークの求人数は多い代わりになかなか条件が満たされるところはなく、給料は良くても年間休日90日(いまどきそんなとこだれがいくの?)とか休日は多いけど応募要件に実務経験が必要で該当しないとか。世知辛いなと思いながら見ていました。
すると1つだけ私の条件を満たす会社がありました。給料は正直以前の会社の3/4程度ですが、私のやってみたかった”プログラマー”の業種で、未経験可、休日も120日以上ありました。
その後もいろいろ調べましたがここしか良さそうなところはありませんでした。
早速ハローワークに紹介状をもらいに行きました。求人はでていても他に内定者が既にいれば当然応募はできません。また、ひとつ懸念材料として、求人票の応募要件に”30歳未満”と書いてありました。私は30歳以上です。そこでお断りされるかもしれません。
ハローワークの担当の方に電話してもらって確認してもらいました。すると書類を送ってくださいと言われました。とりあえず履歴書や職務経歴書を見てからということで、年齢で門前払いはなくてよかったです。
面接でボロカスに言われる

話は変わって、ハローワーク以外にもあいも変わらずエージェントの方でも応募は続けていました。数撃ちゃ当たる戦法で、2社WEB面接が決まりました。どちらもこれまでの業種とは違います。
1社目:A工業株式会社
WEB適正検査もそこそこにWEB面接を受けることとなりました。開口一番言われたことは「職務経歴書を見たけどうちの業務に向いてないと思うんだよね」です。『だったら面接するなよ!』と言いたかったのは心に留めて面接しました。向こう曰く企業の業務を理解した上で志望するか聞きたかったのだと。初手からディスアドバンテージMAXの私にそれを覆すことはできず、面接は終わりました。
結果は、もちろんお祈り
2社目:Bメーカー株式会社
面接官は部長クラスが4人いました!ひえええええって感じでしたが、どおせただのおっさんだろと思い聞かせて挑みました。聞かれることは私のマイナス面、短所ばかり、私は面接官のストレス発散の対象じゃないんだぞ!と思いながら言い訳をしていました。こちらでも『だったら面接するなよ!』って思いました。挙句の果てには、「企業研究全然していないように思えるんだけど。。。」と言われる始末。『おめえんとこの会社にそんな興味ねえよ!』と思いながら、勉強不足で申し訳ございません。といった感じで面接は終わっていきました。
結果は、もちろんお祈り
ハローワーク求人に挑む

いざ面接へ
2社の面接はあっけなく終わりあとはハローワーク求人のみとなりました(以下C企業)。C企業からは電話があり、書類選考通過の連絡をいただきました。その後会社に行って面接する形式となりました。今の御時世WEB面接じゃないのはどうなのかと思いましたが、そこまで遠くないし、まあしょうがないということで『わかりました』と伝えました。
面接の日になり、暑い中ネクタイを締めて電車に揺られながら現地へ赴きました。当日は結構な雨でまるでこれからの面接の行く末を表しているかのようでした。
現地の前に10分ほど前に到着し時間になるまで、自己紹介の練習をしながら近辺を歩いていました。はたから見ると独り言をしながら徘徊する不審者のごとく写ったと思います。
時間になり企業の入っているビルに入り受け付けて担当者に連絡しました。担当者2名が現れ、会議室に連れられました。ここまでは、予習通りの行動が取れたと思います。会議室にはそこの社長もいました。背筋がピンとなった私は机を挟んで向かい合わせに座りました。
まずは企業の方から業務説明がありました。だいたい最低通りでしたが、結構な頻度で現場作業があるみたいで、現場作業がなれない私には向いていないかなと思いながら聞いていました。企業説明もそこそこに私の自己紹介をしました。私は職務経歴書になぞってありのままこれまでの経歴を喋りました。その後前職をやめた理由を聞かれました。これも予習していたとおりに答えられました。
その後聞きたいことはあるかと聞かれたので、これまでの失敗はしたくないと思い。不採用覚悟の上、正直に自分が話すことが苦手だということを伝えました。すると社長はそれをわかってくれた上で選考すると言ってくれました。
そんなこんなで時間はすぎ大体30分くらいで面接は終わりました。久々に人と話したので、かなり疲れましたが、圧迫面接とかではなかったので、非常に良かったです。
内定→入社へ
ときは流れ、電話で内定のご連絡を頂きました。しかも私の話すのが苦手ということを考慮して、なるべく自社内での業務にするということでしたので、単純に嬉しかったです。そんなこんなで、私は内定を承諾しC企業に入社することを決めました。
長いようで短い無職生活はひとまず終わりにできそうです。正直失業保険の期間満了も迫っていたので、ほっと一安心したのが心の声です。
まとめ
ここらで無職の転職日記は終わりにできそうです。まあ正直C企業も入ってみると全然思っていたのと違いすぐに辞めてしまうことも考えられます。前職がそうだったので。
とはいえ、採用いただいたことには変わりないので、自分のできる範囲で頑張ってみたいと思います。
コメント
転職決まったんですね。
おめでとうございます。
文章書くのとても上手ですね。
気持ちや状況をしっかり書かれていて
情景がちゃんと伝わってきます。
すばらしいです。
aさん
コメントありがとうございます!
転職決まりました。
これからのブログの励みになります。
ありがとうございます。