国語偏差値30が見た映画レビュー

結構寒くなってきましたね~秋ですね~

秋といえば!そう!映画ですよね~🎥

最近立て続けにアマゾンプライムで映画を見たので感想を述べたいと思います!

結構昔の作品ですが、ネタバレを多分に含みますのでご注意ください。

あと書いてから思ったのですが国語偏差値30で思った以上に文章が下手くそですのでご容赦ください。

それでは行きましょう!

アイ・アム・サム

日本では2002年に公開された家族を題材にしたハートウォームストーリーです。

あらすじ

7歳の知能しか持たない知的障害者のサムが、ホームレスの女性との間に生まれた子供であるルーシーを1人で育てるといったストーリー。

サムはルーシーが7歳の誕生日を迎えたとき、自分の知能よりも子供の知能が上回る事実に対して育児の資格がないとして児童相談所に訴えられる。

サムとルーシーはお互いに一緒に暮らしたいという思いはあるが、裁判で検事に責められ自信がなくなり自分を責めるようになる。

サムの弁護士であるリタははじめは片手間で仕方なくサムを弁護していたものの、サムとルーシーの気持ちに徐々に自分自身の息子に対するうまく行かず歯がゆい気持ちも影響を与えるようになる。

娘が養子の家族に引き取られてからも二人の絆は変わらず、その気持ちが周りの人達にも影響を与えていく。

足し算しかできず掛け算ができないサムですが、スタバでバイトをしています。バイトの中でも、レジの中ではなくホールで卓上の整理や品物の受け渡しを行っているのみでお給料は少ないです。

そのため裁判の弁護士を雇うお金が払うことができません。しかし、ルーシーを取り戻すべく昇進の機会を手にして頑張ってばりばり働こうとします。頑張ろうとするサムですが、逆に空回りが多くなり、結局スタバでの仕事をやめてしまいます。このあたりの描写は本当に胸がグッとなります。

また、サムの弁護士であるリタは仕事が忙しく夫から見放され、愛する息子からも相手にされないこと、他の弁護士に比べて仕事をうまくこなせていないことをずっと抱え込んでいました。

そんな状況だったリタですが、サムの弁護をしてサムのルーシーに対する純粋な気持ちに触れることで抱え込んでいたものを吐き出していきます。

サムとルーシーの純粋な親子の絆を目の当たりにすることで親として子供に対してどのように接するのが良いのか育児や教育に必要なものはなにか、家族の絆について考えさせられるストーリーでした。

スラムドッグ$ミリオネア

日本では2009年に公開された、インドを舞台としたスラム出身の少年がクイズ番組で賞金を手にするまでのストーリーです。

あらすじ

主人公はインドのムンバイのスラム出身のジャマールです。子供の頃に母親を失い、兄のサリームと二人で泥臭くも強く生きていく。

子供の頃物乞いを商売とする悪い大人たちに囚われ、そこでヒロインのラティカと出会う、なんとか大人たちから逃げるがラティカは一緒に逃げることができず離れ離れになる。

月日が立ち、少年になったジャマールは運良くラティカと出会うことになる。しかしラティカはまだ子供の頃の悪い大人たちの商品として生きていた。

一方兄のサリームは子供の頃から攻撃的な性格だった。サリームはラティカを商品としていた大人たちを殺して、別の組織の一員となり、ジャマールとは疎遠となる。

大人になり、コールセンターのお茶くみとして働いていたジャマールは偶然サリームの連絡先を知りサリームの現状とラティカの手がかりを手にする。

ラティカがサリームの所属する組織の長の家に住んでいることを知ったジャマールはクイズ番組に出演してラティカに見つけてもらおうとする。

ラティカの気持ちを悟った兄のサリームは自分を犠牲にしてラティカが組織から逃れられるようにし、最終的にクイズ番組を通してジャマールとラティカは再会する。

クイズ番組で出題される問題はなぜかジャマールが過去に経験したことで知っていることばかりで、ジャマールはどんどん正解していきます。

このクイズの問題と並行してジャマールの過去の物語が進行していく映画の構成です。

クイズの内容やジャマールの過去の物語はあまり印象的ではありませんでしたが、どちらかというとインドのスラムの実情や文化、今や世界の人口で中国を抜かす間際まで急速に発展している街の状況等が興味深かったです。

また最後主人公のジャマールがこのクイズ番組でここまで正解できた理由について触れていますが、もうちょっと別の内容だったら面白かったと感じました。求めすぎでしょうか。

エンディングのダンスはインドの映画ならではなのでしょうか。

ビューティフル・マインド

日本で2002年に公開された、天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描いた映画です。

あらすじ

ジョン・ナッシュは天才数学者であり、自分でもその自負から授業は出るだけ無駄であるとして、大学のなかでも一人で黙々と研究し続ける。

唯一の友達でありルームメイトにはチャールズという男が居た。

研究が認められ、そのうちパーチャーという男に政府の機密組織の暗号解読の役割を担うことになる。

一方で大学でアリシアという学生の女性に出会い最終的に結婚し子供が生まれる。

順風満帆かと思いきいきや機密組織からの仕事の圧力に段々ナッシュは追い詰められていく。

しかしながらナッシュは統合失調症を患っておりパーチャーやチャールズはナッシュが作り出した幻覚であることがわかる。

病気であるナッシュを献身的に支えるアリシアを一緒にナッシュは幻覚とともに人生を歩んでいくことを決める。

ナッシュのゲーム理論は聞いたことありましたが、統合失調症であったことは知りませんでした。

映画の中盤までは統合失調症であることは明らかにされませんので、私も本当に機密組織の仕事をしているものだと思っていました。それが中盤で明らかになったときには単純に驚きました。

またルームメイトのチャールズも幻覚であったため、そのことを認め入院生活などをしていく中での妻のアリシアの存在がかなり大きかったのかなと思いました。天才と呼ばれる人間にもその人なりの苦悩や考えがあるのだと感じました。

統合失調症という病気について知るきっかけにもなりました。

どれだけ事実に基づいているかはわかりませんが、実際の人物にフォーカスした作品はリアルな感じがしてとても好きですので今後もこのような映画は見ていきたいと思います。

重力ピエロ

2009年に公開された伊坂幸太郎原作「重力ピエロ」の邦画です。

あらすじ

主人公は泉水という兄弟で仙台を舞台とした連続放火事件を遺伝子、グラフィックアートなどの関連性から人間物語が描かれる物語。

泉水は父親とモデルであった母親との間に生まれた子供であるが、春は強姦犯と母親との間に生まれた子供である。

舞台となる仙台では連続放火が発生している。

弟は連続放火の現場の近くにグラフィックアートがあることに気づき兄と一緒に事件の関連性を探っていく。

事件を追っていく中で昔の強姦犯と出会い、詳細について調べていくと弟の父親であることがわかる。

一方で弟は自分の親である強姦犯に恨みを持ち、連続放火を行っていた。

過程は違うが最終的に犯人を殺そうとする二人。

原作は読んでいなかったのですが、十分楽しめました。

兄が遺伝子学を学んでいたのがどうしてかはわかりませんが、弟のグラフィックアートに隠された意味が遺伝子と関連していたことは、自分が強姦犯の遺伝子を受け継いでいるというメッセージと兄に気づいてもらいたかったという意味が込められているのかなと感じました。

このような複雑な境遇の経験がないため、なかなかどのような気持ちであったか感情移入は難しかったですが、母親の過去によって世間から冷ややかな目で見られながらも寛容な考えの父親の育て方の中で好きなように生きている兄弟の人間性の部分が魅力的でした。

最後のグラフィックアートが遺伝子のストップコドンを意味していたことから強姦犯を殺してから弟も死ぬつもりだったのかと感じましたが、最終的に生きていたのは現場に兄が助けに来たからでしょうか。またタイトルの意味や母の死、最後弟が殺人を犯したのに特に捕まっていなかったなどの詳細はよくわかりませんでした。たぶん原作を読むことで色々わかることがあるように思います。

まとめ

今回アマゾンプライムで色々見た映画についてまとめて見ました。

映画のあらすじや感想を書くのってめちゃくちゃ難しいですね。

子供の頃から国語が苦手だった私にとっては映画を見ても心象を理解できず、はーん、ほーんみたいな感想が多くてなかなか深く作品を理解することが難しかったですが、どれもそんな私でも面白い作品だった感じられたことは間違いないです。

今後も映画を見ることを通して人の気持ちなどを理解できるようになりたいなと思います。

みんなもアマゾンプライムで色々見られますので、ぜひ見てみてください!

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